集中と緊張とリラックス

nakatomimoka2009-09-06

村上龍さん。「集中するためにはリラックスが必要であり、かつ自覚的でならないという事実は非常に興味深い。集中して小説を書いたあと、わたしは充実感と達成感と、それに精神の安息を得ることができる。小説を書いたあとには、リゾートに行ってリフレッシュしたいとか、リラックスしたいとか思わない。リゾートに行きたくなるのは、執筆以外の煩わしさから逃れたいときだ。リラックスできて、かつ集中して仕事が出来る人は、実はオンとオフの区別がない。全力で取り組む懸案の仕事を妥協なく終わらせたいという欲求はあるが、早くオフを楽しみたいなどとは思わない。『充実した仕事のためには心躍るオフの時間が必要だ』というのは、無能なビジネスマンをターゲットとして、コマーシャリズムが垂れ流し続ける嘘である」あんまり区別が、ない私。