発生したその場で片づける

nakatomimoka2010-02-09

野口悠紀雄さん。「第二原則は、『仕事は、発生したその場で片づける』ということである。これを、『現場主義』と呼ぼう。たとえば、出張報告や会議の議事録は、すぐに書かないと内容を忘れてしまう。しかし、すべての案件を、発生するそのつど現場で完全に処理することはできない。そこで、発生した案件については、とりあえず応急措置を講じておく。『現場主義』のノウハウは、実は『すぐやる』ということそれ自体よりも、むしろ応急措置の仕方にある。書類や手紙を机の上に放置せず、『要処理』と書いた封筒に入れて、ファイリングに入れておく。こうすれば、紛失することはない。数日後の自分は、記憶の断絶によって、『他人』になっている。だから、自分自身に対して仕事をうまく引き継ぐことが必要だ」その場で手を打っておくことが大事。