バーバラ・フレドリクソンさん。「感情は天候と同じように気まぐれに降りかかってくるもののように思われていますが、実際には、人は自分の感情を驚くほどコントロールできます。ポジティブ感情に関しては特にそうです。殆どいつでも、スイッチをオンにできます。工夫しだいで、もう少し長持ちさせることもできます。ただし、思ったよりコントロール可能といっても、何でもかんでも楽天的に考える、というような単純なことではありません。気持ちの持ちようだけでは、人は幸せになれません。例えば、足にわざと痛みを感じようとして、どんなに念じても、まず感じませんね。強い意志の力だけでは、感覚を実現させられないのです。足をどこかにぶつけるとか、誰かに蹴飛ばして貰うとかの具体的な行為が、足の痛みのスイッチになります」スイッチを。
