心をこめた呼吸

nakatomimoka2013-03-29

森曹玄師さん。「アナパーナ・サチ(安般守意)とは、『心をこめた(サチ)、呼吸(アナパーナ)』の意味で、丹田呼吸法の原型と云えるものだ。この呼吸法こそがセロトニン神経の働きを活性化させる。釈迦が創始したアナパーナ・サチ呼吸法は、日本では坐禅の呼吸法、欧米やインドではヨガの呼吸法として、今日でも多くの人々によって実践されている。この呼吸法は、自律機能としての呼吸(寝ているときも休むことなく続く呼吸)とは全く違う。自律機能としての呼吸は吸息が中心だが、丹田呼吸法は逆で、腹筋による呼息が中心だ。下腹部の圧力で胸底から上腹部までがカラッポになるまで、十分に息を吐き出す。吐き尽くしたら下腹部の筋肉の緊張をゆるめると、吸う努力をしなくとも、自然に鼻から空気が入ってくる」意識をして呼吸をしよう。まず息を吐いて。