完璧でなく最善を

nakatomimoka2013-07-17

タル・ベン・シャハーさん。「失敗を、つらい感情を、成功を、それぞれ受け入れないという3つの側面。これら完璧主義3側面のマイナス効果は、私たちの周りにも、また、私たち自身の中にも、実によく見られるものです。この本では、ネガティブな完璧主義のほうを、ただ完璧主義、ポジティブな完璧主義を、最善主義と呼ぶことにします。人間ならだれしも抱える限界があって、私たちはみな、ある程度妥協して生きなければならず、望みをすべて叶えられる者などいない、ということも心理学者たちも理解したのです。ポジティブ心理学が追及する基本的問題は、『私たちに可能な最良の人生とは何か?』です。完璧な人生を送ることを想像させ熱望させることが多い、自己啓発運動によく見られる手法とはまったく違うものです」現実を拒否するのでなく受け入れる。