差別化を追求する

nakatomimoka2015-04-03

伊藤元重さん。「競争が激しい時に、企業が生き残る方法は3つしかない。この3つのどれかをしない限り競争に敗れることになってしまう。3つの方法の1つはもっと頑張ることである。日本の企業はこれまで同質競争の中で頑張ってきた。生き残りの第二の方法は、競争相手を消滅させてしまうことだ。M&Aがその典型である。しかし、どの企業でも利用可能というものではない。結局、私が一番いいたかったことは第三の方法であるのだ。それが差別化だ。競争相手との違いを出していくことで、厳しい競争の中でも生き残ることができる。差別化できない企業は生き残れない。それぐらいに考えた方がよい。以上で述べた経営の原則は、企業だけでなく、私たち個々人についても言える。人にはないような何か特徴的なものを持つことが非常に重要である」差別化を。