褒美系と偶発系

nakatomimoka2016-04-10

村上春樹さん『生活の中に個人的な「小確幸」(小さいけれど確かな幸福)を見出すためには、多かれ少なかれ自己規制みたいなものが必要とされる。たとえば我慢して激しく運動した後に飲むきりきりに冷えたビールみたいなもので、「うーん、そうだ、これだ」と一人で目を閉じて思わずつぶやいてしまうような感興、それがなんといっても「小確幸」の醍醐味である。』中島らもさんの『その日の天使』のように、その日に偶然のように出合う・見つける小さなヨロコビやAwesomeな出来事(偶発・発見系)がある一方で、自分で準備できるfavorite thingsについては、ニンジン教としては努力の報酬として用意したい。それらは、自らを励ます為に事前に投入する場合もあるけれど、ご褒美のほうが良いように思う(報酬・褒美系)。両方を、人生を進めるエンジンとして。