ゆるめようとしても

nakatomimoka2017-07-24

星覚さん。「UPSという俳優養成所にいた私は、そこで初めてメソッドを学び、その基本であるリラクゼーションという稽古に出会いました。そこで習ったことは、ひたすらリラックスして身体の緊張を取ることでした。リラクゼーションは身体を知ることが第一歩です。身体を知ることが自分を知ることにつながり、自分を知ることが自分を忘れて役そのものを演じることにつながります。緊張には大事な特徴があります。それは、『ゆるめようとしてもゆるまない』ことです。ゆるめようとすると逆に緊張してしまうのです。自分でゆるめることができない緊張を取り除くたった一つの方法が、”気づく”ことです。肉体的緊張を取り除くには、(1)その存在をはっきり意識する。(2)緊張の場所に気づく、この2つのプロセスが必要だと書かれています」ゆるめる。