夢見ることの弊害

nakatomimoka2018-03-07

エリック・バーカーさん。「人間の脳は、幻想と現実を見分けるのが得意でないことが、明らかにされている(だから映画はスリリングなのだ)。何かを夢見ると、脳の灰白質はすでに望みのものを手に入れたと勘違いしてしまうので、自分を奮い立たせ、目標を成し遂げるのに必要な資源を集結させなくなってしまう。そのかわりにリラックスしてしまうのだ。するとあなたはやるべきことを減らし、結局夢は夢で終わってしまう。残酷な話だがポジティブシンキングそれ自体は、効果を発揮しないのだ。しかし、夢見ることがマイナスの影響を及ぼすのなら、なぜ人びとはそれをするのか? お酒に酔うのと同じ効果が、精神的に得られるからだ。つまり、夢に描くことは、目標の達成前にご褒美としてもらってしまうので、肝心な目標達成に必要な活力を弱らせる」では。