機嫌の直し方/交渉術

nakatomimoka2018-06-30

今年は手帳に読んだ本や映画を書いていない。上半期は目ウロコ本が2冊。黒川伊保子さんの『女の機嫌の直し方』。そしてクリス・ヴォスさんの『逆転の交渉術』。前者はいままでたぶんそうじゃないか、と思っていたことを、人工知能の研究者が腹落ちするように言語化してくれた名著。後者は、かの『ハーバード流交渉術』(Getting to Yes)の「イエス」を求める交渉を超える「ノー」を求めるところからコペルニクス的転換の、これも名著だと思います。小説では堂場瞬一さんのスポーツ小説、『チーム』『ヒート』『チーム?』が、あと、吉岡乾さんの『なくなりそうな世界のことば』も良かったです。映画では、『グランド・イリュージョン』。あと、What ifものが好きなのでケビン・スペイシーというか猫が主役の『メン・イン・キャット(M.I.C)』がお勧め。