防御反応としての食べよ

nakatomimoka2018-10-07

横倉恒雄さん。「なぜ、人間は退化の時代に入ってしまったのでしょうか。その答えは、『脳疲労』にあります。私たちの日常は飛躍的に複雑になり、様々な種類のストレスが生まれるようになりました。さらに、あらゆる情報が入ってきます。その為に、脳は常にオーバーフロー気味。ストレスが強くなりすぎると、入ってくる情報を取捨選択できなくなり、うまくバランスが保てなくなってきます。ストレスによって緊張しがちな交感神経がますます働いて血圧が上がり、身体も疲れっぱなしになります。すると、脳はその防御反応として副交感神経を働かせてリラックスしようとします。脳から『休め』『食べよ』『眠れ』というような指令が出されるわけです。疲れた時に何かを食べたくなったりするのは、人間にとって実に自然な状態なのです」ストレスともぐもぐ。