条件の中での承認

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小池龍之介さん。「私達は大まかに分けて、二種類の承認を求めているように思われます。ひとつのタイプの承認は、社会とか集団とか一般性の強い所で得られるものです。ビジネスマンであれば、自分の発表した商品の売り上げがよかったとか。共通点は『条件が付いている』ということです。何らかの条件・ルールの中での決まり事があって、その条件をうまく満たしたことによって評価される。満たさないと、非難されたり、排除されたりする。そういったタイプの承認を、私たちは結構強く求めていますから、それを動機に仕事を頑張ったり、人前で道徳的に振る舞ったりするものです。何らかの共同体というか、何らかの条件・ルールを共有した人達の中でこそ、その条件を満たして上手にできた時に、自分が承認されて価値のある存在なのだと認められるのです」承認。