明るく鮮やかな色

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イングリッド・フェテル・リーさん。「喜びを研究し始めてすぐ、最も活気のある場所やものには共通点があることに気がついた。明るく、鮮やかな色である。派手なキャンディカラーで塗られた町並みであれ、文具店に並ぶマーカーペンであれ、鮮やかな色は歓喜の感情を呼び起こす。明るい色は世界中の祝祭を彩り、色が鮮明であればあるほど、強い喜びを呼び起こすようにも思える。中国では色鮮やかな龍の舞で新年を祝い、ブラジルのカーニバルでは見事な羽根飾りの衣装が人々を魅了する。インドのホーリー祭では、飾りつけをする代わりに色とりどりの粉を投げ合い、カラフルな煙で頭のてっぺんからつま先までの全身を染めた、笑顔の人々が見られる。『色』と『感情』との関係を意識して考えることは滅多にないが、両者は切っても切れない関係にある」カラフル。