この1時間は人生の休み

ナヴァル・ラビカントさん。「私が毎朝1時間の瞑想を勧めるのは、それより短いと本当に深い瞑想ができないからだ。君が本気で瞑想を試したいなら、朝一番の瞑想を60日続けてみよう。60日ほど経つと、心の声を聞くのに飽きてくる。そしてその頃には問題の多くを解消しているか、何度もくり返し聞くうちに、そこにどんな恐怖や懸念が潜んでいるかを見抜いているはずだ。目を閉じてこう言い聞かせる。『自分に1時間の休みを与えるぞ。この1時間は人生の休みだ。何もしない1時間だ』。私は少なくとも、年を取るにつれて自意識がますます肥大化して強くなっていくのだけは避けたいと思っている。自意識は控えめになっていってほしい。そして子どものように毎日の現実に没頭して、あるがままの自然や世界を受け入れて、味わいたい」人生の休み。