歓喜と解放の1時間

ナヴァル・ラビカントさん。「瞑想して、心に抗わずにただ座る。すると、雑念がどんどん湧いてくる。子どもの頃からずっと返信していない、巨大なメールの受信箱みたいだ。雑念は一つひとつ湧き上がってきて、それに向き合わざるを得なくなる。解消せざるを得なくなる。解消するといっても、君はとくに何も行動を起こす必要はない。ただ観察するだけでいい。君はもう大人で、過去の出来事から距離と時間と空間を置いているから、何もしなくても解消できる。前よりずっと客観的にとらえられるようになっている。そうするうちに、頭の中に居すわっていた物事がどんどん解消される。そしてすべてが解消されたとき、いつものように座って瞑想しようとすると、頭の中の『受信箱ゼロ』に気づく日がやってくるんだ。それは歓喜と至福と平安の状態」受信箱ゼロ。