イーサン・クロスさん。「離れた場所に立って、思考が漂うのをそれに関与せずに眺めることが目的ではない。大事なのは『関わること』なのだ。ただし、距離を置いた視点からそうする。『一歩下がる』方法について考え始め、誰もが持っているツールに行きついた。想像力を使って『視覚化する』能力だ。自分を『外側から』他人の視点に立ったかのように見ることもできる。こっそり他人を観察する存在となるのだ。傍観者として視覚的に自分を観察するのだ。一人称の視点から出来事を見た人々―は、感情と自分が解き放った言葉の洪水にとらわれてしまった。苦痛に照準を合わせることが多かった。『傍観者』は視野を広げ、そのおかげで気分も楽になった。一歩下がって経験の意味を理解することは、内なる声のトーンを変えるのに有用である」まるで他人のように。
