余語邦彦さん。「(カネボウ化粧品の再生にあたっては)何よりも、”わかりやすい戦略と組織”、”明確な目標とコミットメント”、そして”スピード”を重視しました。また、改革のフェーズをロードマップで区切り、今自分たちは道のりのどのあたりにいて、次に何をどう頑張ればいいのかを簡潔に伝えるということをしました。第1フェーズとして最初の三ヶ月で、問題点を洗い出し6つの領域について改革の方法を定める。過去の清算です。第2フェーズとして次の三ヶ月で、具体的に新しい組織や戦略を変える。インプリメンテーションです。その上で、第3フェーズとして、05年1月から新しい組織と戦略で一気に再スタートを切る……これが私の描いたロードマップです。」描いてみるか、3ヶ月単位でホップ、ステップ、ジャンプのロードマップ。