小学生の頃、コイン収集が流行った。といっても、いわゆるギザ十と呼ばれるギザギザのついた十円玉で、昭和26年から33年にかけて（31年は未発行）製造されたもの。レアな33年のものを本屋のおつりで貰ったときは嬉しかったなぁ。書体がゴシック体でなく、楷書体で、筆で書いたように見えることからフデ五と言うらしいけれど、昭和24年から33年にかけて発行された五円硬貨も少し集めた。あとは、外国のコイン。父が海外出張の折りに、持って帰ってくれたものを宝箱の姿をしたブリキの菓子の入れ物に貯めていた。今は、米国で発行されている２５セントの各州の記念コインを集めているくらいかな。集めるのは楽しいが、場所が困りますよね。最近、ギザ十などが復活しているらしく、あの頃残していたものを取り出して息子達と眺めてみたりした。
［追記］コインブックを買ってきて、ギザ十と筆五を収めてみた。2010-03-27
