そこにストーリーがあるか

nakatomimoka2010-04-08

楠木建さん。「自分で面白いと思えなければ、人が聞いて面白いと思う訳がありません。その戦略の実行に関わる社内の人々を面白がらせ、興奮させ、彼らを突き動かす力を持っていること、これは戦略が機能する上で絶対の条件であるはずです。戦略を構成するさまざまな決め事や打ち手がストーリーとして自然につながり、流れたり動いたりしなければ、そこには何かの論理的な矛盾や欠陥があるはずです。そこにストーリーがあるか。これが優れた戦略の本質の1つだというのが私の意見です。戦略とは、必要に迫られて難しい顔をしながらしかたなくつくるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白いストーリーであるべきです。昔から、『儲け話』と言うように、戦略とは面白い『お話』を創るということなのです」それなら負けない。