日に何千回でも深呼吸

nakatomimoka2012-04-08

中村天風さん。「折りあるごとに時あるごとに、日に何千回でもいいから深呼吸をすることを稽古なさい。深呼吸は出すだけ。最初、肺臓の中の悪ガスを出すことが大事なんです。呼吸なんだから、『呼』のほうから先におし。一回に二回か三回でよろしい。そうすると、ひとりでにこの良き習慣が、いざというときに特別に意識を用いなくても、肛門が締まって、肩が落ちて、おなかに力が入る。肛門を締めておいて、肩だけ落として、腹のほうは考えないで、息を出すだけ出しちゃう。そういう呼吸法をやっていると、いざという時に神経反射の調整法がぱっとできるばかりでなく、落ち着いた気分が求めずして自分の気持ちの中にでてきて、今までのように感情や感覚にやたら引きずり回されなくなる。実行してごらんなさい、真剣に」深呼吸で、神経反射を調整する。