手を開くことで緊張を解く

nakatomimoka2013-01-27

小林弘幸さん。「緊張したときに『肩の力を抜いて』と言いますが、実は肩の力を抜くより効果的なことがあります。それは『手を開くこと』です。緊張したとき、私たちはついつい何かをつかんだり、手をぎゅっと握ったりしてしまいます。でも、緊張を解きほぐしたいなら、意識的にやめることをお勧めします。なぜなら、手を強く握ると緊張がさらに強くなってしまうからです。私の仮説なのですが、おそらく、手をぎゅっとにぎることで親指の血流が低下し、それが副交感神経を低下させるのではないかと考えられます。というのも、親指を中に入れて握ったときのほうが副交感神経の下がり方が大きいからです。(略)相手の動きを制するときは左足の親指を踏めといいます。ただし、左利きの人には効きません。左利きの人は右足が軸足なのです」手を、開いて。