菅原洋平さん。「転導注意は消費エネルギーが大きいので、無駄にこの機能を働かせてはいけません。こんな経験がありませんか？ デスクで仕事をしていたら、メールソフトに新着メールのサインが出たのでメールを開いた。メールを読んでいたら隣から回覧書類を渡されたので受け取って書類をざっと読んだ。書類を読んでいたらスマホで調べようと思い、スマホを起動させたが他のことを調べ始めた。よくあることのようですが、外がら邪魔が入って注意が奪われるという点では、転導注意がコントロールできずに不必要に働いてしまい、ちらちら注意が移り替わった結果、何一つ作業が完結していません。こんなとき私達は、『忙しい。仕事が山積みだ』と感じるのですが、一つも完結させずに仕事を山積みするように脳に仕向けたのは間違いなく自分です」集中。
