すべてに丁寧な動き

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広岡達朗さん「私が感心したのは、構えてから捕球、送球までの動きが実にていねいだったこと。このすべてに丁寧な動きこそ、守備の基本だったのだ。私はブレイザーの『ていねいなプレー』で守りの基本を学び、大リーグ野球の神髄をみた。中村天風さんの『感謝の生活と三行』は、不平不満をいわないこと。感謝の気持ちは習慣化できるものなので、日頃から感謝本位の生活を心がけなければならない。そのためには常に正直と親切をモットーとし、自分の心をいつも愉快な気持ちで持続するように努力すること。これを三行の実行という。三勿の実行の三勿とは、勿怒、勿悲、勿怖のこと。『勿』とはなかれだ。怒ったとか、悲しんだとか、怖ろしい思いをしたとかいう記憶があったら、鏡に向かい、明日以降の心の態度を矯正する命令を与えるのだ」ていねいにいきること。