呼吸が心と体をつなぐ

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七田眞さん。「高い波動は、健康な体と明るい心から生まれます。その二つを手に入れるために有効なのが深い呼吸です。悩んでいるときや悲しいとき、私たちの呼吸は浅く早くなっています。逆に、楽しい気分のときやリラックスしているときなどは、深くゆったりとした呼吸をしているものです。意識的に深い呼吸をすることの大切さは、古くから日本に伝えられてきました。江戸時代の高僧白隠禅師も『夜船閑話』という書物の中で、心身を健全に保ち悟りを開くには呼吸法が一番大切だと説いています。禅師は、呼吸の方法について次のように述べています。『真人の息は踵をもってし、衆人の息は喉をもってす』。つまり、普通の人は喉や口で呼吸をするが、『真人』は足の底から息を吸い上げるイメージをしながら深い呼吸をするということです」踵で呼吸をする。