動作をゆっくりやる

f:id:nakatomimoka:20210713184120j:plain

北川貴英さん。「動きの速度は落としつつも、ブリージングは通常通り行います。心身の緊張をわずかでも感知したら、すぐに口からフーッと息を吐いて鼻から吸うようにするのです。スポーツの経験があれば、その動作をゆっくりやるのもお薦めです。スポーツ以外でも武道の形やダンス、お茶の作法など、どんな動きでも構いません。それをあえてゆっくりと、たくさんブリージングをしながらやってみるのです。すると、ゆっくり動いているつもりでもうっかりペースを乱してしまう瞬間があるはずです。こうした動きを見つけてはブリージングをし、一定の速度で歩いて行けるようにするのです。そうやって身体のすみずみまで意識を張り巡らせてコントロールしていくことで無意識的な力みを解消し、怒りにくい身体へとつくり替えていくことが可能となります」意識。