朝と夕方に活発に

nakatomimoka2008-09-08

池谷裕二さん。「(交感神経が優位になる午前中に集中力が高まるのは)空腹の時に、海馬をはじめとした脳が活性化するため、仕事効率が高まるのではないでしょうか。自然界を見ても、昼間活動する動物は、朝と夕方に活発に動き、満腹になった午後はのんびりとしている。ライオンだって朝と夕方しか狩りをしない。人間も同じだと思いますよ。その意味では、16時頃からのお腹のすいた時間帯に、午前中に似た集中力のピークが来るので、終業前のラストスパートをかけることが可能です。また、いいアイデアを思いつくには、歩く、場所を変える、ということが重要で、そういう時は、海馬周辺から『シータ波』が出ると考えられる。シータ波が強くなるのは、外部の情報を収集しようという、『意識的探索モード』のときなんです」眠い昼間は人と会おうか。