樺沢紫苑さん。「アメリカ人は、『9時からベストパフォーマンスで仕事を開始する』というイメージを持っています。仕事が終わらないときは、翌日の朝に早く来て仕事をするのです。『始業直後のメッセージの確認は最大の時間の無駄』というのが、私の認識です。なぜならば、朝にメールをチェックすると、『脳のゴールデンタイム』はほとんどなくなってしまうからです。メールやメッセージの返信は、あまり集中力を必要としない『非集中仕事』の代表です。それを、一日の中で最も集中力が高い時間帯に行うことが、どれほどの無駄につながっているでしょう。圧倒的に集中した30分を上手に使うと、かなりの『集中仕事』をすることができます。朝の30分は、夜の2時間に匹敵するのです。最も重要なことを始業直後の30分に持っていきましょう」朝の。