声に出しながら動作を

堀田秀吾さん。「やる気を出しパフォーマンスを上げるうえで、声を出すのも有効です。ラバヒらの実験により、声を出しながら動作を行うと、パフォーマンスがアップすることがわかっています。この実験では、被験者に『ジャンプ』と言わせてから垂直跳びをさせたところ、何も言わずに行ったときに比べ、平均で6%も高く跳べていたそうです。私たちが動作に勢いをつけたいときに、『よいしょ』とつい言ってしまうのも、空手やボクシングなどをやっている人が、パンチやキックを繰り出すときに、『シュッ! シュッ!』と言っているのも、この声出しの効果を知らず知らずのうちに実践、体現しているといえるでしょう。『サッと動く』『バリバリこなす』など、行動に関する擬音語・擬態語もうまく利用しましょう」だから今すぐ『パッと』やってしまおう。