睡眠の基本構造

nakatomimoka2017-11-27

菅原洋平さん。「大まかにいって、睡眠の前半は深く眠り、後半は起床準備のため浅い眠りになる、という構造です。記憶リプレー作用を活用するには、いかに眠りはじめで深く眠るかが重要です。睡眠の深さは、体の内部の温度である深部温度によって決まります。深部温度が急激に下がるリズムがつくられている場合には、深い睡眠が増えます。深い睡眠は、後半の眠りから出現することはありません。睡眠不足を解消しようとして休日に起床を遅らせて寝だめをしても、深い睡眠は得られないのです。睡眠の中盤で増加するのがメラトニンです。睡眠がスタートしてから3時間後あたりに分泌のピークを迎えます。メラトニンは、『脳に光が当たると減る』という性質があります。絶対にやってはいけないのが照明をつけっぱなしで寝ることです」一日を整えるメラトニン