毎日4時間を10年間

日向清人さん。「ちょっと高めの目標設定、練習直後のフィードバック、コツの確認という三点セットを毎日4時間、10年間続けることで達人になれる。毎日4時間の練習を10年間も続けるのは大変なことに決まっています。普通の人にとっては苦痛です。しかし、それを苦痛と思うことなく、黙々と続けられるからこそ達人レベルにまで達することができる訳ですが、エリクソンらは、結局、もともと才能のある人、自分の打ち込んでいることが好きな人だからこそ、苦痛に耐えられるのだと見ています。決め手となるのは、そのレベルに達するまでやる気を支え続けるという才能なのです。一芸に秀でる為には平均 10年かかるという 10-year rule は エリクソンが言い出したことではなく、前々から研究者の間で言われてきたことです。」三点セットを意識して。