感情は受動的・行動は能動的

nakatomimoka2011-08-22

石井裕之さん。「感情というのは、通常は受動的なものです。あなた以外の誰かによって、あなたは”感じさせられている”に過ぎない。だから、感情を動かしてくれる何かがなければ、あなたは自分の意思では感動したり発奮したりできないわけです。その感動は”与えられたもの”で、受動的なものです。あなたの自由にはなりません。しかし、行動は、能動的な経験です。放っておけば消えてしまう感情を、行動に変えることによって定着できるのはなぜか? それは、受動的な体験を能動的な体験にシフトするからなのです。『受け取るだけの人は、本当は決して豊かになれない。与える人が豊かになるのだ』、とよく言われますが、そういうことなのです」感動は能動的な心の動と思っていたけれど、確かに「何か」を受け取ってこその感動やもしれぬ。