柴田博さん。「昔から頭を使うとボケないと言われてきたが、最近、欧米の研究によれば『体を使うとボケない』ことが分かってきた。体を動かすことの一番の基本になるのは歩くこと。それに少しずつ筋力トレーニングを加えていればいい。市などが主催するトレーニング教室では、指導者のおしきせになることが多く長続きしない。体育の原理原則さえ分かれば、あとは自分の環境に合わせて工夫し、実行することだ。体を動かすと体が丈夫になり、頭を使うと脳の血量が増え、（両方で）認知症などの予防になる。社会貢献をしている人は認知症になりにくいという研究データがある。ボランティア活動など他人のためになるような活動だ。但し、多少ともおカネになることが必要で、これは自分のための活動では長続きしないから」健康は、人生の目的ではないけれど。
